ドアノブ
2007年 11月 25日
大学の時、風邪を引くと、そっとドアノブにリンゴやヨーグルトが入ったコンビニの袋をかけてくれた友達がいた。忘れられないビニール袋。あたしが病気のときは誰とも会いたくないことを気遣って?黙って置いて行ってくれたのが、彼女らしい。(もっとも、彼女の彼が届けてくれたらしいが)
ビンセントに来る前の訓練所時代(と言ってもたった3ヶ月にも満たない期間だが)ここでも、風邪を引いたとき、またまた黙って袋が掛かっていた。ヨーグルトやのど飴。うれしくて、思わず写真撮ってしまったのが懐かしい。
普段元気なだけに、風邪を引くと心まで弱くなる私。そして、そんな時は必ず誰かがお見舞いしてくれるのです。私って恵まれてるんです。とっても。
そうなんです。私、風邪を引きました。しかも、強烈なビンセントの風邪!4日間も熱が下がらずに、黙って寝ておりました。母に似て?大げさな私はとーーーーーっても心配になり、コレはデング熱ではないかと思ったり、先週健康診断を受けたあの病院(気になったんです!病院の衛生管理が)で、変な病気にかかったのかもと疑ったり、とにかく一人で心細かったんです。
ビンセントにもいました!天使が。
いつ来るか分からないバスを捕まえて、わざわざ都会から差し入れに来てくれたお友達ありがとう。
心配して電話やメールをくれた職場の人やお友達、ありがとう。
私のかわりに買い物をしてくれたお友達、ありがとう。
ほんと一人じゃないって素敵なことですね。しみじみ。
でも、不思議な訪問者も・・・。
突然『ハルカ今家にいるの?今から行くわ!』という電話があり、私は熱があるっていうのに遊びに来てくれたビンシーがいました(笑)自分は絶対うつらない自信があるんだとか・・・。そして、彼の話をし始め、何やら長居しそうな予感。しかも、熱があるっていうのに私をビーチに誘うのです。そうすると早く治るんだとか。やんわり断ったのですが、それじゃービンシーには伝わらないので、『熱があるので寝たいのよね。』と直球で言ったら、やっと帰ってくれました。日本人の私としては心が痛みましたが、止むを得ず・・・。だって、『あなたにうつすと悪いわ』とか、『今寝ていたのよ』くらいじゃ全然帰る気配なし!なんですもの。空気を読める日本人はすばらしい。でも心配してくれた気持ちはうれしかったです。彼女にとってはお見舞いですから。
ちなみに、診断は『Flu』
う~ん。もう病院には行きたくないです。絶対!
by haruka216h
| 2007-11-25 07:26
| St.Vincent life