セントビンセントでの協力隊活動状況を綴っています。


by haruka216h
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カテゴリ:The school in NU( 41 )

Before & After

私がここに赴任してから1年以上ずーーーーーーーーっとしつこく指導してきたこと。
そして、なかなか改善されないこと。

それは、環境整備。

とにかく、ここは学校??と思うくらい、ゴミが散乱している。
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よくもまあ、こんな所にまで、というくらいどこを見ても
ごみごみ、ごみ。










そして、整理整頓や掃除をするということは、あまり教育上重視して指導しないせいか、
物を大事に扱えない。。というか、そういう習慣がないのかもしれない。
散乱する机やいす、そして調理器具に驚愕。。。。
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私としては、ここでもうしばらく働くことになるであろうコーワーカーと清掃したかったが、残念ながら彼女を待っていると全くもの事が進まないため、授業のない生徒と一緒に掃除&整理整頓。

まだまだ、完全にきれいとは言えないが、この1年ちょっとですこしづつ良くなってきた。
ということにこの写真を見て気がついた。(ただいま今までに撮った写真の整理中)

これらの写真のほとんどは、また学校に赴任したばかりで、目に見るもの全てが新鮮だった頃のもの。


そして、これが今現在。
まず、調理器具。シンクの下の戸棚の中、外に散乱していたものを、全部だし、使えるもの使えないものに分別し、洗って乾かして、、、、収納。しかも、ここの生徒と。
途中遊び始めたり、ゴキブリやくもやこうもりの死骸などが出てきて大騒ぎしながらも、何とか終了。
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生徒も、自分の仕事に満足げ。私も、大満足。人生で見たこともないくらいの汚さ具合だったが、(大量のゴキブリの死骸に気持ちが悪すぎて、泣いた私)、終わればすっきり。しかし、ここの生徒はたくましい。ゴキブリくらいじゃビックリもしない。そうそう、ここのゴキブリ、サイズは日本の2・3倍はあるかと。
とにかく、終わってよかった!これが大掃除の成果。あとは、これをどこまで維持できるか。
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そして、教室。
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始めは、毎日怒りまくり!だったのが、、、、
今では気がついた生徒が週に1・2回掃除してくれるように
時には花まで飾られる事も。

とは言っても、今までの習慣がすぐに変えられるわけはなく、すぐに机やいすが乱れてしまう。
ポスターを作らせたり、授業後ミニ清掃の時間を作ったりと、
ただいま、このキレイな環境が保てるように、みんなで努力中。




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そして、ごみ。
週に一回の校内ゴミ拾いとポスター掲示でだいぶ減った・・・・気がする。
うーーーん、正直この学校をきれいに保つのは、非常に難しく、拾っても拾ってもごみ。。。でも、私が拾っていると必ず手伝ってくれる生徒がいたり、捨てている生徒を注意したりするうれしい姿たほんの少しではあるがみられるように。ほんとこういう事は、根気が必要だな、としみじみ実感。でも、私の思いはちょっとは通じているらしく、私の目の前ではゴミは捨てなくなったし、私が貼ったポスターはいたずらもされず、すっと同じ状態で半年以上貼ってある。
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最近思うこと、
環境は人を変える」
汚い環境にいれば、心まで雑になる。
それは、本当かもしれない。

そして、気がついた事、きれいなものは汚さない。
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by haruka216h | 2009-01-12 07:25 | The school in NU

いつもの情報交換

休み明け、決まって行われること

それは、

『お休み中何をしていたかの情報交換』

まず、スタッフルームで
「クリスマスホリデーはどうだった?」
「○○を食べておいしかった」
「どこどこへ行った」
「海外の親戚が来た」、
「親戚に会いにどこどこへ行ってきた。」
と、当たり障りのない世間話をする。




一方生徒は、

「Ms!誰と誰が別れたの知ってる?」
「○○の彼は今なになにらしいよ。」
「最近もう一人彼女が出来たんだ」
というお決まりの最近の彼、彼女事情から始まる。
ビンセントの恋愛事情は展開が速い・・・。


そして、どちらとも最後に行き着くところは
そう、噂話」

どうやら私がぼんやりぐうたらホリデーを過ごしている間にノースユニオンでは色々あったもよう。そして、どれも悪い話ばかり。

今日聞いた悪いNEWSの数々
「Ms.○○って生徒いたでしょ、あの子妊娠したのよ。」よく話をしていた子だけにビックリ、そして残念。でも、そんな生徒が数人。

「○○先生の弟がクリスマスイブにお金欲しさに母親を石で殴りころして、この間お葬式に行ってきたの。」しかも、彼45歳。

「誰と誰が自転車を盗難して、警察沙汰になったが、嘘をつき通し免れたらしいよ。」しかも自慢げ。

「イルミネーションを見に行き、何らかの理由でカッとなり、うちの生徒がはさみで相手を刺し、、、相手は最近退院したけれど、まだ恨みを持っていて、もしかするとここに乗り込んでくるかも。だからあの生徒はもうここに入れちゃダメよ。」これまた、よく私の教室に来る子・・・実際今日もいたし。とりあえず、校長が最悪の事態を防ぐため、数日中に相手先のビンシーに話をしに行くらしい。

今日は授業もなくずっとこんな話ばかりを聞いていた。
なんだか、初日にしてどっと疲れてしまった。

授業がないので、午後お休みをいただきJICA事務所へ。
そこで、ビンセントを去る日を知る。

3月20日 金曜日

22日には成田に。(みなさん!お迎え大歓迎ですよ。笑)

ということで、改めて2009年のカレンダーをチェックした。
3枚しかないので、壁に貼ってみる。

そして、カレンダーの数は3枚だが、
どうやら私に残されたビンセントでの時間は、実質、後2ヶ月あまり。
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週末の数10回。

あまりにも少なくて、ドキドキしてしまった。(色々な意味で)

私は、噂話などしている場合ではないのだ!!

思い残すことのないように、とりあえず私は私のペースでやるべき事を進めよう。
とりあえず、明日も授業がなさそうなので、生徒を引き連れて掃除かな。

それにしても、年を明けてさらに危険なにおいのするここノースユニオン。
無事に帰れることを本当に祈ります。
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by haruka216h | 2009-01-06 07:19 | The school in NU

もったいない

ビンセントに来て、そんな風に思うことがたくさんある。
例えばこれ。
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卵のパック。何かに使えるかもしれないと思ってずーーーーっとこの1年数ヶ月取って置いた。
意外と使い道のなかった卵パック。

でも、この間ついに出番が!!
近所のガソリンスタンドで数ヶ月前から卵が買えるようになったため、この卵パックを持って行き、再利用してもらえることに。タウンで卵1パック$8~9するところ、ここでは$6。安い上に、学校帰りに買える(タウンから運ぶ手間も省け)ようになり、私の生活にちょっと潤いが。そして、パックを持っていけば、それに入れてくれるので、ゴミもでない。環境にも良し。

そして、コレ。
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a0101871_10413854.jpgわたしの愛用の傘。ビンセントに来てから、毎日持ち歩いているこの傘。2代目。1代目は何度も、縫い直したり応急処置して頑張ってが、ついに寿命がきたため、日本から送ってもらう。が。。。あまりの軽量化とかわいさが重視されたこの日傘、2週間でビンセントの強風にやられて、折れてしまった。
日本いたらすぐに買いかえていたのかもしれないが、地球を半周もして届いたこの傘を簡単には捨てられず、修理。何人かの友達がアイディアを出し、力を貸してくれ、なんとか修理。

こういう時しっくりくるのが『もったいない』という言葉だろうな思う。英語にはないこの表現。
何年か前にケニアの環境副大臣が、この言葉に感銘を受けて『もったいない』を世界に通じる環境標準語にしようとしているという話もあるようだが、結構日本で頻繁に使われるこの『もったいない』。ただ、ものを無駄にしないというだけでなく、『もったいない』という言葉には日本人の心も現わされているような気がする。
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by haruka216h | 2008-12-15 10:54 | The school in NU

楽しいの裏には。

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コレ、私が一人でゆでた、チキンとピッグテイル(豚のしっぽ)
そう一人で。
そして、これは一部。

ここで、何かイベントをやると必ず付いてくるのがBBQ。
昨日のコンサートにもBBQがお昼に準備された。
その数半端ではない。鳥肉100近く、豚の尻尾100という大量のBBQ。

一応、コンサートのための仕事の分担がされていた。
もちろん、教師全員が何らかの担当に当たる。

パトロール班、当日校門でチケットを回収すると共に、警察とBODYチェック、校内巡回など
装飾班、会場の装飾
フード班、BBQやフード、飲み物の準備、販売
運営班、チケットの管理やプログラムの作成など

ところが、ビンセンシャンは協力というものが嫌い?できない?
毎回何かのイベントがあると、ごく一部の人だけが一生懸命働き。
他の人は手伝うどころか全く関わらない。そして、すべてが時間通りにいかない。

コンサートの様子。

前日、午後1時。一人の教師が会場の壁のペンキ塗りを始まる。全員でやったらすぐ終わる作業だが彼が一人で行う。職員室では何人かがプログラムの作成中。まだ、誰が出演するか確定していないので、プログラムができないとか。
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BBQの準備は前日の午後開始、というはずだったが、開始したのは2時。冷凍されたチキンとピッグは解凍するのが遅かったらしく、固まったまま。それを何とか水で溶かしながら、下処理(洗って脂身をとったり、羽を取ったりする作業)をする。それをシーズニングに漬け込んで終わり。が、量が量だけに時間がかかる。そして、調理室に来た教師数3.フード班は8人はいたはず。生徒が手伝ってくれた。
午後3時。肉の下処理をしながら、何の材料を買うか今頃話し合い。そして、なぜか私が最終チェック。販売するためのフォークやお皿などの抜けがあり、付けたす。もっと早くできたはずのこの作業。当日の朝、誰かが買って来る事に。

次の日の集合時間は9時。もちろん9時には誰もいない。奇跡的に?家庭科の先生がいた。だが彼女、今日はタウンに行かなきゃいけない用事があるので、すぐにココを去るという。え?私一人を置いて???

しかたなく保護者と他の先生方が来るまで、一人でBBQ用のチキンとピッグをゆでる。そして、その辺の生徒を捕まえて手伝ってもらう。教師より生徒の方がよっぽど当てになる。

11時頃、私の友達が到着。この日パフォーマンスを予定していたのだが、急にお願いしたため、一度も合わせて練習したことがなく、11:30に来てちょっと練習しようという事にしてあったのだ。もちろん、それは事前に他の教師の了解を得ている。私が途中で抜けてもいいかしら?と聞いたら彼らはノープロブレム!と言っていた。でも、現実はノープロブレムどころか誰もこの場にすらいない。しかたがないので、彼女達には誰かが来るまで、待ってもらう。時間通りどころか、時間前に到着した彼女にとても感激。彼女の目には大量の肉に奮闘する私の姿が相当たくましく映ったに違いない。ごのピッグテイル、結構グロテスクなのだ。

そして、結局彼女達が来たのは11:30頃。そして、いいわけ。バン(ここでの交通手段)がなかなか捕まらなかったの。見え見えの言い訳。

私は一人で十分働いたし、もーーーーーう、彼女達にバトンタッチ。でも、ここで、連絡の行き違いが。何がない、コレが足りない。あれも。ということで、校長はまた買出しに。そして、ゆでた後、BBQソースですべての肉を焼くのだが、この時点で火を誰もおこしていない。

この時点でもう12時。怒っている私と、茹で上がったチキンとポークを見て、みんな私のご機嫌取り。私はもう付き合いきれないので、すでに1時間も待ってもらっていた友達と合流し、練習開始。1つも予定通りにいかない、そして、全て段取りが悪いこのBBQ。お昼はBBQを、なんて思っていたが、急遽別の店でお昼を購入。

そして、BBQもBBQなら、コンサートも予定の1時には始まりそうもなく。コンサートが始まったのは2:40.BBQは3時頃やっと売れる状態になっていた。

1からの予定で来てくれた私の友達は、3時には学校を出ないといけない用事があり、急遽、プログラムを変更して先にパフォーマンスさせてもらうことに。遅れるとは予想できていたが、まさか2時間も遅れとは予想できなかった。

パフォーマンスが終わった後、会場の外を見ると、一人の教師がで大量のケーキを売っていた。もう帰ろうかとも思ったが、手伝う。そして、私が今日の事を愚痴ると彼女も同じ事を思っていた。私はコレがビンセントでは普通なのかと思ったわ。と伝えると、No!これはCrazyよ!!と言っていた。やっぱりビンセンシャンでも感覚は人それぞれ違う。最も、彼女はビンセンシャンだが、アフリカ系ではなくインド系だが。

私は、最近クリスマスまえで、ますます物騒になってきているので、暗くなる前に帰らせてもらったが、どうやらこのコンサートという名のPartyは夜の8:30まで続いたらしい。

私は先に帰らせてもらったので、あまり意見を言える立場ではないが、いつも私が感じる事、

準備が始まるのがものすごく遅い。
段取りがものすごく悪い。
協力しない。


だから、この国もの事がうまくいかないんだと思う。何かイベントをやるときはいつもそう。
何で毎年同じ事をやっているのに、毎年、こうも予定通りにいかないのか。私はどうしてもこの状況に疲れてしまう。
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by haruka216h | 2008-12-12 03:46 | The school in NU

Christmas concert!!

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今日は学校でクリスマスコンサートがあった。
チケット($EC5)制で、一般客も入れるコンサート。
Policeの厳戒態勢の中、にぎやかにコンサートが行われた。学校に警察がいることが普通になってしまっている私。日本ではないこの光景。


そして、もちろんいつものように・・・

1時からのスタートは3時。
お昼に食べるBBQの準備が整いだしたのも2・3時。
さらに、ケンカが起きたり、なんだり、かんだり・・・警察のお世話になりながらも、
なんとか無事に?今日という日が終わりました。
ちなみに今夜の7時を回っていますが、コンサートはまだ続行中です。学校行事なのに・・・。
夜のパーティーが好きなビンセンシャンです。私はちゃんと暗くなる前に帰宅したのでご心配なく。

そして、今回は私にとって最後のクリスマスコンサートということで、校長先生がMs.Kakuwaのために?思い出作りをa0101871_7572228.jpg
日本語の曲を歌って欲しい&歌いたいということで、急遽、他の隊員にもお願いし、日本の曲1曲を三線とウクレレにのせて歌い、Silent nightを校長&体育の先生と日本語で歌った。なかなか楽しいコンサートだった。1週間前に急にお願いしたにもかかわらず付き合ってくれた、ビンセントの村落隊員。ありがとう。



この映像と写真は全て生徒が撮影。なかなか素敵。

今日は疲れたので、反省会はまた明日。
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by haruka216h | 2008-12-11 08:12 | The school in NU

私の部屋。

じゃーーん!!
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今まで使われていなかった部屋をすっかりこの数ヶ月で私の部屋に改造。
Beforeの写真を撮っておけばよかった。

この部屋で毎日授業を行っている。
調理実習以外の授業は全てここで行う。

Break timeとLunchの時間は生徒に開放。
そしてFree Timeという時間に何人かの生徒がここに来る。
Free Timeそれは先生の数が足りないため、授業がない時間の事。

そう、学校にいながらにして、生徒はかなり暇なのだ。
でも、その辺をふらふらしていると、容赦なく、停学、ムチ打ちの刑になってしまう。

生徒にとってここは避難所ようなものなのかもしれない。

とは言えココを使うには『私の許可』そして、守らなければならないルール』がある。

入り口で服装をチェック
Extremely静かに
読書か宿題をする
音楽は禁止
食べ物禁止
いちゃつき禁止etc・・・

とは言え彼らが静かに一人で何かをやるなんて難し過ぎる事

ということで、最近はなぜか数学を教えている。一番苦手な教科?らしい。いつも宿題を教えて欲しいと生徒が言ってくるので始まった数学の授業?これがなかなか面白い。
簡単なのに彼らはできない。相当できないので、教えがいがある。生徒が分かったという実感が面白いように感じられるのだ。
例えばKgをgに、Kmをmに変えるという単位の問題。
単純に1000倍すればと思うのだが、1kgが1000gということをまず知らない。知っていても掛け算をするという発想がなかなか浮かばない。
何度か例題を出して、やらせてみると、イライラしだして、
なだめて、一緒に計算をして・・・で、やっと自分でできるようになる。それでも、たまに飽きられて投げ出すこともあるが。数人の生徒相手でこれでは、一度に40人もの生徒(通常クラスの人数)を教えるのは相当難しいと思う。

そして、すべての生徒ではないが、彼らのレベル相当低い。Form4の段階で10の段までの掛け算がすぐ出てこないBaseがないのに、難しい問題をどんどん出してくる数学の先生。彼らはLazyでやって来ないということももちろんあるが、やらない<できないという理由が大きいと思う。

時間があるときは、ソーイングやかぎ編み、折り紙などを教えている。カルチャークラスのような感じ。もちろん授業ではないので、材料は自分持ち、(折り紙くらいはあげているが)私が時間がある時のみ。
今週は教師が成績を付けるので授業がない。(これもおかしな話)で、この間友達のBlogから素敵な折り紙のこま(思った以上に良く回るし、見た目も素敵。皆さんもぜひおためしあれ)を見つけたので早速生徒と作ってみる(Sariありがとね)
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なかなかの出来。でもこれ結構な手間がかかる。

彼らは何度も折り紙を折った事があるのか?
いいえ、これが2回目です。私が来たばかりの頃に日本の紹介として鶴を一度教えたことがあったが、クラス替えもあり、今日が初めてという子の方が多かった。

もちろん途中で、できなくてイライラし出し、『Ms!』と何度も呼んだりする場面も。
でも、誰一人投げ出さず作り終えた。
コレは、人の話をきちんと聞た証拠。
そして、生徒同士の教え合いができた証拠。

この国に来てずーーーーーーーっと感じられなかった『やりがい』をちょっと感じられるようになった今日この頃。時間が変える変化って本当にすごい。
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by haruka216h | 2008-12-10 09:47 | The school in NU

心が折れた日

先週金曜日の4時間目(ランチ後すぐ)は、今学期最後の調理実習だった。

その日は朝から、ぞくぞくと生徒が私のところへ
材料とエプロンなどのユニフォームを持って登校。

この国で家庭科のテストを受けるときは、男女共に
白いエプロン・白Or黒のヘッドカバー・白いドレス(OrスカートOr パンツ)・白い靴・白い靴下
全て白!
というユニフォームを身につけなくはならない。
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形にものすごくこだわる、が実際全てを用意できず、テストを受けられない生徒もいる。
そして、普段は制服のまま実習を行っていたりする。
そうあまり実用的でないのが現実。




私の受け持っている生徒はForm4なので今年はテストはないが、来年はそのテストをパスしなければならないので、私も一応生徒には上の2つをポスターにして、これがパーフェクトだという事を説明している。でも、普段の授業では、最低限のラインとして、エプロンとヘッドカバーだけは必須ということにしている。

そして、この日はこのパーフェクトに近い生徒が多くいた。停学明けで、学校が楽しかったのか、クリスマスを目の前にやる気が起こったのか、理由はよく分からないが、とにかく忘れ物が少なく、きちんと準備をしてきたことに私は感動したのであった。

そして、1時間目はHome manegementという別の教科があったので、
その際にガス代EC3ドル(今学期分)を集める。

これは学期初めからずーーーーーっと言っているのだがなかなか集まらない集金

何度言っても持ってこなかった生徒が、今日は5人も持ってきた。
なんとか、今学期末(12日)までに全員分集まりそうだ。

でも、私のHappyはここまでだった。



感激のガス代が盗まれたのだ。


学校にいる時は常に、財布とカメラ・携帯などの貴重品は小さいバッグに入れて、どこに行くにも持ち歩いている。もちろんとトイレに行くときにも、ちょっと隣の部屋に行くときにも。

だがこの日、私はこのガス代の入ったポーチをバッグ(大きい方)の中に入れて、ミーティングに行ってしまったのだ。普段は鍵も閉めるのだが、信用できる生徒5人にその部屋の管理を頼み(他の生徒を入れないように、部屋を散らかしたりしないように)、鍵はかけなかった。

完全に私の気の緩だった。

ミーティングから戻ってきて、何となく嫌な予感がしたので、ポーチの中身を確認すると
5ドル札一枚だけ。
いくら入っていたかは忘れてしまったが、少なくとも20ドル以上は入っていたはず。

その場にいた生徒に確認すると、誰も部屋に入れていないし
私のバッグに触ったりもしていないとの事。

そして、その後壮絶な光景が私の目の前に。
その場にいた生徒が全員、自分のカバンを持ってきて、中身を全て出す。
そして、財布の中身もすべて出す。さらには靴と靴下も脱ぐ。

私に自分の無実を上証明するために

もちろん、私は何も指示していない。

この学校ではこんな風に物が盗まれる事が多々ある。
たぶんその度に、こうして教師が生徒を調べるのだろう。
なんだか、とても悲しいむなしい光景だった。

そして、私の同僚がその状況に気がつき、校長を呼んだ。
そして、校長の支持に、私はさらに唖然・・・・・。
一応今までの状況を説明。すると、
では5人全員でMs.Kakuwaになくなった20ドルを払こと。
月曜日までに一人4ドルを私のところまで持ってくる事。いいな。

はあああああああああ?
確かに彼らはその場にいたが、彼らが盗ったかどうかは確定できない。
授業中、黒板を書いている間かもしれない
ミーティング前のちょっとの休み時間の間かもしれない

その後、校長室に行き、お金がなくなったのは、私の責任でもあるし、誰が盗ったか確定できない以上、私は彼らからお金をもらうことはできない。Unfairすぎる。と何度も訴えたが、校長は彼らに払わせるの一点張り。Ms.Kakuwaには何の責任もない。学校は、Ms.Kakuwaが置きたい所に財布を置ける環境でなくてはならないし、人のものを盗むなんて恥ずかしい行為だ。
確かに校長の言うとおりだ、でも盗ったかどうか分からない生徒に払わせるという対応には、何とも納得できない。


あの時かも、この時かも
あの生徒かも、この生徒かも


こんな風に誰かを疑わなくてはならない時間が本当に悲しくてむなしい

お金はないが、今までにもちょっとした文房具や材料が盗まれている
その度に、こんな悲しいむなしい時間を過ごしてきた

そして、こんな事がありすぎると、
たまに自分で置き忘れていたものすら、誰かが盗んだんじゃないかと疑ってしまうことがあったりして、自分で自分が嫌になったりしていた。

やっと、そんな盗みがなくなったと思っていたのに。
でも、どうしても自分の生徒じゃない気がする。
信じるものは裏切られる?

そんな風には考えたくないが、
今日、ガス代が私のポーチから消えたことは紛れもない事実だ。

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最高の日が最悪の日なってしまった。
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by haruka216h | 2008-12-08 02:58 | The school in NU

職員室でもの申す。

ここに来て1年と6ヶ月。
先週初めて、職員室で意見した。

先週、いつものように突然の職員会議。
まず『校長の異動の話がなくなったとの事』
ただ、単に混乱させられただけの、私たち。
そんなに簡単に気が変わるなら、もう少し私達に伝えるのを待つとか・・・
子どもじゃないんだから、もっと責任のある言動をしてほしいと思う。
だから、この国の人はどんな事に対しても、真剣みがないのかもしれない。
ミニストリーがコレじゃね。。。

で、話は変わって、先月行われたリーディング力テストについて。
Form1の生徒と対象にして、先月リーディング力を調査するテストが行われた。

うちの生徒。
分かってはいたが、識字率がものすごく低い。
70%近くの生徒がキンダーガーデン(保育園・幼稚園)レベルの力しかない。

来学期から、生徒のリーディングレベルに合わせて、生徒をグループ分けし、
リーディングの授業を強化しようという事になった。

ここまでは、よかった。
だがこの後、この職員会議の場で、担当教師から生徒が書いた短い作文の朗読が行われる。

もちろん、どの分もへんてこな文章。
それを、みんなで笑う先生方。
確かに面白い文章だったが・・・笑っている場合ではなく、深刻な状況。

色々あって、この国の教育の在り方にちょっと疑問が生じていたせいか(今に始まったことではないが)発言せずにはいられなかった。

『Sir,外国人として意見してもよろしいですか。』
今まで、一回も何も会議で発したことのない私に一同注目。

『私が問題だと思うのは、彼らがいつもダイアレクトでしか話さないことだと思う。ここ1年と数ヶ月で、私はダイアレクトをかなり理解できるようになったし、簡単な会話でであれば話すことすら出来る。これはいかに彼らが、学校でダイアレクトしか話していないかということをあらわしていると思う。彼らは、外国人の私にですらダイアレクトしか話さないし、話せない、中にはダイアレクトとスタンダードの違いすら分かっていない生徒もいる。家ではもちろん、学校でもダイアレクトを使っているのに、テストの時だけスタンダードイングリッシュ。日ごろ使っていない言葉を急にテストの時だけ使うのは無理があるし、彼らにとって難しいのは当然だと思う。私は、少なくとも、教師全員で、授業の時だけでもスタンダードを使わせ、彼らの言い回しを直していく必要があると思う。』

この発言には、『Ms.Kakuwaの言うとおりだ。』とみんなも賛同してくれた。

これは、私がずっと思ってきた事。
英語で授業をすることすら難しいのに、彼らはいつもダイアレクト。
もちろん、私は全く分からないので彼らにスタンダードを話してもらおうとするが、
何度聞き返しても答えはダイアレクト。

でも1年数ヶ月で気が付いたことは、
話さないのではなくて、彼らは本当にスタンダードが話せない。
教科書を読ませてみても読めないし、ノートを提出させたり、テストをしてみると簡単な単語すらかけない。そう、ダイアレクトは単語すら別の言い回しだからだ。

そして、田舎に位置するこの学校では先生ですらダイアレクト。
もちろん保護者もダイアレクト。
そう誰もスタンダードを話していない。
そんな環境にいて、スタンダードが話せるわけがない。


それを、笑うなんてとんでもないし、彼らが英語を話せないのは、彼らが悪いのではなく、明らかにこの環境、保護者はもちろん、教師も含め周りにいるすべての大人の責任

わたしは、ダイアレクトが好きだし、これは一つの文化でもあると思うので、残していくべきだと思う。最近、ジプシー(ビンセントの特に北のほうで話されている言語)も生徒から教わっているが、とても面白い。

でも、この国の現状として、スタンダードイングリッシュを話せない事は彼らにとって大きなマイナス。テストはもちろんすべてスタンダード。そして、就職する場の少ないないビンセントでは、多くの人がグレナディーンズ(ビンセントの離島であり、観光地)や海外に行き仕事を得ているというのが一般的。そのため、生徒の保護者のほとんどが海外に住んでいる。
当然、観光地や海外ではダイアレクトでは通用しないため、スタンダードイングリッシュを話すことが必須となる。

のんびり、自給自足で暮らせるならそれでもいいが、セントビンセントは発展途上国とはいえ、色々なものが輸入され、生活はどんどん豊かになっているし、収入を得ずにしてここに住むことはもはや不可能に近い。

私は、私の生徒に少しでもよりよく生きてもらいたい。
希望をなくして、年中ラム酒をのんで、フラフラ・・・・(実際そうして生活している人が多くいる)
そんな生活をして欲しくはない。

だから、よく学んで欲しいし、
自分で生き方を選択して欲しい。

そういう思いをずっと伝え続けてきているからか、私のダイアレクト力のひどさに呆れてか
私の生徒はスタンダードを話す事を試みる機会が多くなった。
(それでも、最初に口からでるのはほとんどがダイアレクトだが、逆に私がダイアレクトで返すと、生徒が気づき、スタンダードで返してくる)
May I ~なんて言葉を聞けた日には、私は最高にHappyなのだ。

子どもは、環境で変わるものだということを、しみじみ感じる。

そして、余談。
翌日、校長先生に『Msの英語力の上達には関心したよ。』
とおはようの挨拶より先に言われた。
そして、何人かの先生からも、私の英語力について褒められると共に、ダイアレクトについてもお褒めの言葉を。やっぱり自分の国の言葉を話してくれるのはうれしいらしい。

1年数ヶ月で、やっと先生方との信頼関係も築けてきた。そんな、気がしたから、発言してみた。

ずっと、来ていきなりの外国人に言われたら・・・という想いがあって職員室での発言を避けてきたが、予想外な事まで褒められ、素直にうれしかった。本当はもっと私の思いをぶつけてもいいのかもしれない。
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by haruka216h | 2008-12-01 04:59 | The school in NU

殺し合い?!

停学になっていた生徒の何人かが保護者と登校し、
少しずつ生徒の数がもとに戻ってきた今週後半。

今日も一人の女子生徒が保護者と来た。
Ms!!!!
懐かしい顔。
相変わらず元気そうだ。

校長と話をし、やっと来週から登校できるようになったとの事。
お母さんが一緒に来ているので会って欲しいとの事、結構かわいいところもある。
でも、授業中だったため、後で会うことに。

が・・・・・・・
しばらくして、外で騒ぎ声が。

生徒が道路で大声を張り上げ大喧嘩。
よく見たら私の生徒。そうさっきココに来た生徒。
そして、今日のケンカは今まででWorst1
グレープフルーツくらいの石の投げ合い。
躊躇することなく、相手を目掛けて力の限り投げる!
壁に当たって石が砕け散る音が校内にまで響く。

あまりにも危険なため、止めに入るほうも躊躇。
みんなで大声を張り上げて止めようとしたが、彼らの怒りはなかなか収まらない。
私大声で彼女の名前を呼んで止めようとしたが、もちろん周りの声など一切耳に入らない様子。

そして、そのうちの一つが顔に・・・
もちろん大怪我。

誰でも怒っているときは、自分を見失う事もあると思う。
でも、彼らにはその限度が・・・・ない。

今日彼らがナイフや拳銃やを持っていなくて本当によかった。
持っていたら、間違いなく人の命が失われていただろう。
それぐらい、我を忘れていた彼ら。

警察に行く前に彼女と話すチャンスがあったが、その時は彼女もだいぶ落ち着いていた。
キレると最悪だが、いたって授業はちゃんとやるし、掃除だってする。
私の生徒の中では頼れるほうなのに・・・・。

心のコントロール。
それが全く出来ない彼ら。

結局、彼女は警察へ。

戻って来たと思ったらまた去っていってしまった。。。。
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by haruka216h | 2008-11-29 04:39 | The school in NU
いつものように、突然スタッフミーティングがあった。
また、生徒指導の話かぁーと思った。
プレイ(お祈り)のあと校長が何気なく言った。
『今日が私のここでの最後の日です。』
は?よく意味が分からなかった。

今日で私は校長を辞めることになりました。明日から新しい校長、教頭がきます。』
はああああああ???

昨年は始まって2ヶ月で、校長がイギリスに出張。
その間、女の教頭が校長の仕事を掛け持ちしたが、、、、
生徒指導もかねる校長が女だからか、生徒は校長を馬鹿にするわ
それに対抗するように彼女はムチでこれ見よがしに自分の力を見せつけようとするわ
環境はさらに悪化・・・。
その上教師の数は全くもって足りず、時間割があっても教える先生がいない教室が多く、
学校は大荒れ・・・そう、ぐだぐだの1年

で、やっと、9月からイギリスから戻って来た校長、教頭そろってのスタート。
校長は何度も教育相に足を運び、教師の数を十分とはいかないか、昨年に比べるとはるかに多くの教師を確保し、落書きだらけで荒れ果てた校舎も、教育相に掛け合いペンキをGetし塗り替えるなど、ここ3ヶ月で学校の雰囲気はかなり落ち着いてきたように思われた。

だがしかし、校舎は簡単に塗り替えられても、一度荒れてしまった生徒はたった3ヶ月ではそう簡単には変化しない。

ということで、しばらく地道に奮闘していた校長だったが、先々週、かなりの生徒を停学にした。学校に復帰するには保護者同伴で、校長のもとに行かなければならない。私の生徒もほとんど停学処分に。生徒の数が数だけに、この停学処分の記事が先週末の新聞に載ったほど。

で、昨日の校長会議の際に、うちの校長が教育省に呼ばれ、そこで・・・
あなたの命が狙われているという情報を耳にした。危険なので、明日限りで校長の職を降りるように。』と言われたそう。そして、現教頭も別の学校に異動。
突然の異動。しかも、今タームはあと2週間で終わる・・・なんて中途半端な時期に。
無謀すぎる。あまりに突発的で勝手なミニストリーの決断に、私が文句を言いまくっていると、殺されるなんていう話は向こうの作り話で、本当は校長がこの学校を再建できない様子を見て、見切りをつけたのではとの事。というか、ミニストリーはこの学校自体に見切りをつけている???

あーーーーーー、なんて考えナシ。

校長の話では明日から新しい校長、教頭が赴任するとのこと。
でも、ここはビンセント。
たぶんしばらくは校長、教頭なしの日々が続く。
教務、生徒指導、、、多くの権限を校長が持つセントビンセント。

もちろん校長だけが学校を運営しているわけではないが、
彼のポストに誰が入るのかは大きい。
代わりがいないなんて、ありえない。

ひがみか。と言われそうだが、この国すべてがカントリーサイド(この学校?)にとってUnfair。
この一年半。UNFAIRと思うことが多々あった。

私が思っている以上にこの学校の状態は悪いらしく、、、
ビンセントWorst1 or 2だそう。
そのため、悪い生徒は他校から流れてくるわ、先生の数はどの学校よりも少ないわ
突然の教師の異動は多いわ・・・
とにかく、何でもこの学校は後回にされる。

そして、SBA,CXC,Food competitionと色々な試験やイベントを見てきたが、
いつも材料が来ない。(他校は来ている、特にタウンの学校は)
試験の日程や内容の情報提供が遅い、もしくは来ない
今回のSBAに関しては、調理のテストだというのに、試験3日前まで水道の水が出ず、生徒は練習もせずに試験に臨んでいた。

でも、試験はそんな事は考慮されず、行われる。
そこだけは平等。

私の学校の生徒は確かに悪い。
でも、周りが騒ぐほど、そんなに極悪ではないと思う。
そう言われれば、言われるほど、卑屈になるうちの生徒
明日校長が来なかったら、わたしも卑屈になりそうだ。
今日は生徒よりも吠えていた私・・・。
大人気ないが、本当に腹が立っってどうしようもなかった。

悪いものは切り捨てていく事が、最善の策なのか。

切り捨てられたものはどこへ行けばいいのか。

いつもしわ寄せが子どもに来るのが大人の世界なのだろうか。

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服装はだらしなく、使う言葉は汚く、乱暴で、
片付けはできず、忘れ物だらけで、相当憎らしいこと多々有りだが、

それでも
やっと、人のものを盗まなくなった。
物を借りる時に断れるようになった。
私の話を、前よりすいぶんと聞けるようになった。

人の物を奪い合うことなく、落ち着いて作業ができる。
当たり前にように思うかもしれないが、これは前にはなかった光景だ。

そう、ちゃんと彼らなりに成長している。
そういうちょっとの変化でも、私は彼らの成長がうれしい。

テストの点数や大きな賞を得ることでしか、褒めてもらえない彼ら。

卑屈になっても、当然だと思う。




あーーーーまだまだ、甘いのかな、私。


今日はぐるぐるとこんな想いが頭を巡っていて、、、、疲れた。
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by haruka216h | 2008-11-27 09:29 | The school in NU