セントビンセントでの協力隊活動状況を綴っています。


by haruka216h
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チンチョンチャン

『チンチョンチャン』
これは、この国での私の名前・・・にはさせません!!

ビンセントの人は、アジア系の人をみると『チンチョンチャン』と言ってくる。
単に意味もなく呼んでくる場合と、明らかに人を馬鹿にして呼んでくる場合とがある。
どちらにしても、非常に不愉快な気分にさせられる言葉だ。

学校に赴任した当初から、あちこち(生徒)から『チンチョンチャン』と言われ、その度に、その生徒を呼び、何でそう言ったかを聞き、そう言われた時の私の気持ちを伝え、他の国に行ったときに自分がへんな扱いをされたらどう思うかを考えさせ、言わないことを約束させるという作業をずーーーと地道にやってきた。思えばものすごいストレスだった。でも、他の先生の協力も得て、やっと『Ms.Kakuwa』を定着させ、今は心地のいい学校生活を送れている。
・・・学校では。

今日、下校途中(30分かけて歩いて登下校している)に、久しぶりに『チンチョンチャン』の声が。近くのプライマリースクールの生徒だ。
疲れていたこともあって、無視しようかと思ったが、しつこく言うので、むかーーーーっとしてきて、

『Hey!!!Come here!!!』 と叫ぶ私。話を聞くと、

『あなたがチャイニーズだと思って言ったの。』 と子ども。

『私はチャイニーズじゃないし、例え私がチャイニーズだったとしても、チンチョンチャンって呼んではダメなの。分かる?あなたはそう呼ばれたい?』 と私。

『うううん。』 と子ども。

『じゃーやめなさい。あなたが言ったことは、とっても相手を不快にする言葉なのよ。これからは言わないって約束できる?』 と私。

『うん。あなたの名前はなんていうの?』 と子ども。

『はるかよ』 と私。

『O.K. Bye! Haruka!』 と子どもは帰っていった。

そう、意外と、話してみると子どもは可愛もの。
吸収力もあるし。変われる可能性が高い。
でも大人はもう手遅れ・・・・。

教育って大切だなーとしみじみ。
この国の教育に足りないのは、道徳体育だと思う今日この頃。
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このキレイな空と海のように、ビンセントの人々の心も(振る舞いも)キレイになってくれるといいな。(写真はGrenadinesにて)
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by haruka216h | 2007-10-31 05:54 | St.Vincent life

Independence Day

10月27日はセントビンセントの独立記念日。1979年に英国から独立し、今年で28年回目を迎えた。
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独立記念日は1日だけなのだが、先週1週間は授業も少なく、全然なく?様々なイベントが催された。
月曜日はケーキを作り、火曜日はそれを持ってTownのPeace Memorial Hallで行われたExhibitionへ。
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各学校の今までの取り組みが、色々な形で展示発表されていた。
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最近、授業の一環としてネイルアートを取り入れ始めた学校も。ビンセントでは今、女性の間でネイルアートが熱いのです。どこの国でも女性はキレイになることを求めているよう。
うーん・・・他にもっとやらなければならない教育があるのでは?と心の中でつぶやいてしまった私。
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そして、これが我がNorth Union Secondary Schoolの展示品。ケーキと今までの学校環境整備の様子が掲示されたプレート。でもこのケーキって半分以上Ruthlyn(先生)が作っていたような。プレートは美術の先生が作っていたし・・・。先生の展示会?頑張れ!うちの生徒!
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他の学校の生徒の作品を見て、来年はもっと盛大に展示しようと盛り上がる生徒達。『Ms!来年はJapanese Foodですね!!』 そう来たか。ちゃんと自分で作ってよーと思いつつ。生徒にはいい刺激になったようです。

歌と踊りの披露も。
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小さい頃から音楽のある環境で育っているので、リズム感は抜群!人前でも物怖じせず堂々と歌う姿は、ビンセンとでは珍しくない光景。
特に、この子に釘付け。若干10歳くらい?でもドラムを弾きこなしていて、楽しくて仕方がないという様子。
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水曜日は午前中授業で、各クラス歌やクイズの発表。
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ホールいっぱいの生徒。入りきれない生徒がいても誰も気にしないのがビンセント(この学校だけかも?)流。でも、窓から覗く生徒も含めて、大盛り上がり!!こんな時ビンセントでは、そこにいるみんなを巻き込んで、会場全体で盛り上がってしまう。
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先生もNational Colorの服を身にまとい、Dance!来年は私の服も作ってくれるとか。たのしみ☆
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木・金は学校はお休み。そして土曜日。Townでパレード。Victria Parkから行進。
うわ~!!ビンセンシャンが足を揃えて行進できてる!!これが私の正直な感想です。
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ビンセントLoveなビンセンシャン。子どももママ特製のNational Colorの衣装で参加。
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もちろんギャラリーもNational ColorのTシャツや衣装を身にまとい、国旗を手にして参加。本当に、この国の人は自分の国を愛しているのだなと、再認識したIndependence Day、いいえWeekでした。


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by haruka216h | 2007-10-28 23:47 | Event

Ms Kakuwa 復活!

セントビンセントのNational Bird Parrot
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私の人生は、モヤモヤした後は、大抵ステキなことが起こことになっているのです。でもまた、モヤモヤはやってくるんですけどね、きっと。
『人生はプラスマイナス=プラス』になることを信じたいと思います。

ここ最近、学校へ向かう足取りの重い日々が続きましたが、何を言っているのか分からない生徒の話をニコニコしながら根気強く聞き、一緒にチキン&ブレッドを食べ、日本の写真を見せながら家族や日本の学校&生徒の話をし、生徒が得意げに見せるダンスを一緒に練習し、歌も歌い・…
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やっと、やっと、何とか生徒との信頼関係が築けてきた気がしています。

まだまだ、私の言葉足らずなところはありますが、先週はステキな授業もできました。授業の中で生徒の一生懸命な姿勢や、何かを学ぼうという姿勢が見れ、とても感激しました。まだまだ、色々な問題はあります(問題だらけ?)が、とりあえず『私にできること』、『私にしかできないこと』を地道にやっていきたいと強く思った1週間でした。

また、生徒から『Dialect Book』というものをもらいました。中には普段使っているDialectがEnglishに訳されているものが書いてありました。
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自分がその日に使ったDialectを綴ってくれたようです。(これから毎日更新されるらしい)生徒が何を言っているのか理解できるように、しっかりその本で勉強したいと思います。言葉に関しては生徒は私の先生ですからね。
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こんなタイトルつきでした(笑)


週末
この島に住むステキな日本人の奥様の家庭にお邪魔して(旦那様はニュージーランド人のパイロットです。子どもがめちゃくちゃかわいいのです。)、おいしいピザと幸せを分けてもらい
年甲斐もなく川の字で寝たり(一つのベッドで3人、超貴重画像です!)
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高級スーパーで買い物したり
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日曜の夕食はカラルー(ダシンと言う芋の葉)スープと高級スーパーで手に入れた醤油でエド(里芋のような芋)のひき肉あんかけで贅沢。
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見た目は良くありませんが、味はいけます。栄養もあり!!

しっかりストレス発散!
また、明日から新しい週がスタートです。
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by haruka216h | 2007-10-22 11:30 | The school in NU

GOSPEL

ここセントビンセントでは聖公会が47%、メソジストが28%、ローマ・カトリックが13%ということでほんんどの人がキリスト教徒です。そのため、日曜日ともなると(平日でも聞こえますが)、町の至る所から歌声が聞こえてきます。

昨夜、タウンのVICTIA PARKでGOSPEL EXPLOSIONが開かれ、同僚の先生に連れられて行ってきました。

私もよく知らなかったのでGOSPELについてちょっとだけ。

GOSPELとは英語(古語)で福音・福音書のこと。
奴隷としてアメリカ大陸に連行されたアフリカ人は彼ら独自の言語・宗教などをいっさい剥奪された。その苦しい状況下で、彼らのうちのある人々は、救いを与えるゴスペル(福音)と出会い、個人的なキリスト教への改心を経て、神に彼ら独自の賛美をささげようになった。こうしてアフリカ特有の跳躍するリズム、ブルー・ノート・スケールや口承の伝統などとヨーロッパ賛美歌などの音楽的・詩的感性が融合してスピリチュアル(黒人霊歌 negro spiritual などとも言う)という現在のゴスペルの基調となる音楽が生まれた。後年になってジャズやロックなど様々なジャンルと結びついてその音楽性は今も進化し続けている。(Wikipediaより)

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ということで、GOSPELは「神」の歌なのです。もちろんかれらがGOSPELを歌う時は「神を想って」歌います。GOSPELと言うと、私はどうしても「天使にラブソングを」を想像してしまうのですが、それとはまた違った雰囲気なのです。カリプソやソカが混ざっているからなのでしょうか。とにかく熱のです。語りも入ります。うーん・・やはりここでのGOSPELは神に対しての「WORSHIP」なのだなといつも思います。

私も歌は好きですが、HARUKAも「FROM YOUR HEART」から歌えるように練習しましょうと言われたときには、さすがにちょっと違和感を感じました。では私の宗教って??
ここに来てから日本の宗教について考える機会が多くなりました。「神道」?「仏教」?でも日本ではクリスマスがあったり、結婚式を教会であげたり・・・日本の宗教を説明するのは難しいですね。日本人は、あまりよく考えずに何でも取り入れすぎなんでしょうか。

余談ですが、セントビンセントでは生活の中で宗教を色濃く感じる事が本当に多いです。この間も私のパッチワークの作品を見て「まぁ、素晴らしい!はあなたに素晴らしい才能を与えてくれたのね。」と言われました。暗がりを歩いているときに犯罪が多いと聞いているから怖いと私が言うと、「が私たちを守ってくれているから大丈夫よ。」と言われました。生徒の反省文や手紙の中にも「に誓ってもうしません。」「MSにのご加護がありますように。」などという表現がよく見られます。

GOD LORD JESUS・・・
時々、戸惑っています。
戸惑いながらも異文化交流しています。
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by haruka216h | 2007-10-14 23:45 | St.Vincent life

大事にされています。

フィンガーファイブ、またの名をスターフルーツ
キラキラしていて、味もよし。もちろん頂き物です。
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今日は穏やかな日だった。
大丈夫!!私みんなに大事にされています。

そう決して嫌なことばかりではないんです。
もちろん大変なこともたくさんあるけれど、それ以上にステキなことがあるから私はここにいられるのです。
心配してくださった方ありがとうございます。
ものすごーく励みになりました。

妹に『最近ブログの内容が辛そうだね。』と言われてしまったので。
週1の更新なので、どうしても大変だったことを取り上げてしまう傾向が・・・。
次はステキな内容をお届けしたいと思います。
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by haruka216h | 2007-10-10 07:19 | St.Vincent life

Neutral

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この間ダイビングのライセンスを取るときに、水中ではBuoyancyをNeutral(中性浮力)に保つことが大切だということを学んだ。ダイビングで言うなら、今週の私は最悪のダイバーだった。怒って、泣いて、笑って、癒されて・・・それぐらい浮き沈みの激しい1週間でした。

そうなんです。今週、私は生徒の前で、泣いたのです。はい。なんとも情けない話です。情けないとは思いつつ、気がついたら涙が・・・止まらなくなっていました。

小学生の日記のようで恥ずかしいのですが、記録として綴りたいと思います。

そう、それは授業中の出来事。何人かの生徒の言動の対して。
怒ってというよりは、なんだか悲しくて、そして情けなくなり、胸がいっぱいになってしまったのです。でも、ちゃんと生徒に自分の気持ちは伝えたつもりです。どこまで伝わったかは分かりませんが。

授業の後、私に励ましの手紙をくれた生徒がいた。最後の『I LOVE YOU.』の一文にうれしくて、また涙がこぼれた。
また、その様子を生徒が別の先生に伝えたらしく、生徒は反省文を書かされ、私の元へ。形だけの反省文。何とも複雑な気持ちだった。でも、この学校ではそういう対応をすることになっているし、今までそうしてきているので一応受け取ったが、モヤモヤが残った。

放課後、ベランダでぼんやりしていると、一人、また一人と『Ms.Are you all right? さっきは本当に悪かった。あれはVincencian Behaviorだからあまり気にしないで。』と謝ってきた。本当に嬉しかった。私が欲しかったのは形だけの反省文より、心からの反省。紙にどんな言葉を並べてもそれは本当の意味での反省にはならないし、また繰り返されると思うから。少しは私の気持ちが伝わったことが分かって、嬉しかった。

さらに次の日の授業で、いつも材料を持ってこない生徒が持ってきたり、2時間黙々と話もせずに作業をしたり・・・ちょっとした、いえ、かなりの変化が見られた。その様子を見て心が躍り(単純な私)、授業の最後に、昨日は日本に帰ろうと思ったけど、今日みんながとてもよくやってくれたのを見て、すごくうれしかったと伝えた。しかも頼んでないのに最後の掃除まできっちり。やればできるじゃないと感激。

狭いコミュニーティーなので、私が泣いたことがうわさになってしまったらしく、それから、全く知らない生徒からもMs.Kakuwa元気?大丈夫?と声をかけられ、グァバだのオレンジだの励ましの果物をもらった。やっぱり泣いたのはまずかった・・・。

今までの生徒と教師の関係を見ると、生徒の態度が悪かったりすると、従わなかったりすると、教師は怒鳴りつける、家に帰れと言い生徒をクラスから出て行かせる、反省文を書かせる、最終手段は校長室に連れて行くなどの対応で、私も嫌な思いをすることもあった。その場限りの指導にしか思えなかったからである。もちろん時には厳しい指導が必要な事もあるとは思う。でも一方的な指導は、やはりあまり効果的とは言えないと思う。
今回のことで自分なりに思うことが色々あった。生徒と正面から向き合えば、気持ちは伝わると言うこと。そして、自分の何が悪いのか、どうしたら改善されるのか、生徒に考える機会を与えてあげれば、生徒はちゃんと自分で考えることができるということ。よく考えたら日本でもこれは同じこと。
でもやっぱりこの一件で、十分に自分の気持ちをつたえるためには、もっと語学力が必要だと再認識した。最近は休み時間も生徒と遊ぶ?ことにしている。週の後半は私は生徒のおもちゃになった。(もちろんこれは休み時間ですよ)来年のカーニバルに向けてダンスも特訓中。私が踊るとなぜか生徒はものすごく喜ぶのです。
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髪型をビンシー化している所。

ストレスが溜まったので週末は息抜き。
子どもと冒険しました。
鬱葱とした草木を掻き分けて、進むこと15分。
癒しの空間に到着。
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この二人、私のためにザリガニとったり、プラムをとったり。
Gentlemanな二人に癒されました。

心を癒すにはやっぱり『自然と人』ですね。(疲れるのも人ですが・・・)
特に子どもは最高です。
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バルアリの桟橋にて。

こんな感じで、全くNeutralは保てそうもない私です。
来週はどんな騒動が起こることやら。
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by haruka216h | 2007-10-08 01:05 | The school in NU