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セントビンセントでの協力隊活動状況を綴っています。


by haruka216h
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Falls of Baleine.

今週はずーーーっと雨。
まるで日本の梅雨を思わせるような雨。
生徒も雨のため、学校に来ない・・・。晴耕雨読???
雨の日はお家にいるのが一般的なビンセント。

そして、あちこちで、がけ崩れ。

なんだか憂鬱な週だった。
ビンセントの雨季は長い。(2月ごろまで続く)

でも、
日ごろの行いが良いのか?久しぶりに太陽が戻って来た週末。
Baleineというビンセントの最も北にある滝へ。
ボートでしか行けないと言うだけあって、何とも癒しの空間だった。
ビンセントのナチュラルビューティー。
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Falls of Baleine._a0101871_428968.jpgFalls of Baleine._a0101871_4272979.jpgFalls of Baleine._a0101871_4304419.jpg

こちらが、その映像。横になって見てね。

自然を満喫した後は、おいしいものを食べるに限る。
市場で魚を買いつける。
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日曜日はお魚をフライに♪
そしてLunchにベーグルを焼く。
これぞ究極の週末の素敵な過ごし方In St.vincent

・・・だから太る。
# by haruka216h | 2008-11-24 04:44

食わず嫌い

私の生徒が好きなもの、よく食べるもの

チキン&ブレッド
ロティー(小麦粉の薄い生地にカレー味のジャガイモとチキンを包んだもの)
Bake&ソルトフィッシュ(揚げパンに魚を油で調理したものを挟んだもの)
チキン&ライス
カラルースープ

これら全ておいしい。私もどれも好きだ。

でも彼らはコレしか食べない。

おいしい食材はあるのに、食べ方はいつも同じ。

私がちょっとでも違うものを食べていようものなら
『Nasty』 (気持ち悪いというような意味)

でも、決行
『カラルーピザ』食わず嫌い_a0101871_3304493.jpg
これがカラルー、ダシーンという芋の葉。日本のサトイモの葉に似ている気がする。この国ではこれをスープにするのが一般的。というかスープで食べているのしか見たことがない。カラルーとガーリックコーン芋、小麦粉のこねたもの、シーズニングなどなどを入れて煮込む。見た目はけっこうグロイが味はおいしい。

野菜嫌いの生徒もこれは大好き。本当に野菜を食べない私の生徒。一日にチキンと炭水化物しか摂っていないのでは?と思うことほぼ毎日。冗談を言っている場合ではなく、深刻な問題。肥満が多く、糖尿病、通風、高血圧、、、、と食生活がもとで病気に苦しむ人が多いのが現状。明らかに最悪な食生活を送っているのに、それに全く気がつかない、というか気にしない彼らが怖い。

で、生徒に提案したのがカラルーピザ。これなら、多少ではあるが野菜が摂れる。家にカラルーがある生徒も多く、材料費が大してかからないのも魅力。そして、毎日同じものを食べるのではなく、違う調理法で、色々な味を楽しんで欲しいというのも私の願い。

が、大不評!もちろん素敵な写真付き(私が事前に試作したもの)のレシピを見せるが、とにかく大不評。サラミをのせたいだの、トマト味がいいだの、とにかくいつものピザがいいと騒ぐ生徒。

『とにかく食べてみてから、まずいって言ってくれる?』

カラルーピザの日。
仕方がないので、ソーゼージも半分のせる事を許可。
カラルーの量からして、全く私を信用していない生徒。
食わず嫌い_a0101871_3463751.jpg食わず嫌い_a0101871_3471171.jpg

食わず嫌い_a0101871_3501719.jpg食わず嫌い_a0101871_3525848.jpg
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食べ物に群がる生徒、『あたしの生徒じゃないヤツは出て行いけ!!!!』
いつものように叫ぶ。これが、疲れる・・・。匂いにはものすごく敏感な生徒。

でも、彼らは言った。
『Ms!カラルーピザうまい!』
ほーーれ見たことか。彼らは食わず嫌いなだけなのだ

といいうことで、うわさは校内に広がり(ビンセンシャンはうわさ好き)、クリスマスコンサート(12月9日)にはカラルーピザがお昼に振舞われることなった。
# by haruka216h | 2008-11-17 04:07 | The school in NU

物事の捉え方

金曜日、授業もやらずに朝からMeeting

話の内容は生徒の素行

授業中、フラフラと校内、路上を歩き回っている
常に遅刻
全く授業に来ない
裏庭でギャンブルをしている
制服のシャツが短い
スカートの丈が短い
タイトパンツをはいている
ゴミのポイ捨て、散乱
教師に対してDisrespect
武器を持ってきている
ケンカをしている
Bad wordの連発・・・・

何とかしようとするが、全く改善されないこの生徒の状況に、校長もうんざりと言った感じ。
とにかく、ちょっとでも素行の悪いものは停学にし、親を学校に同行させ、通学を許可するということになった。

こうやって話している間、もちろん生徒は野放し。何の指示も出されぬまま、2時間以上のただただ時間を潰す。当然何かやらかす生徒も出てくる。Meeting中一人の生徒が校長の下へ連れてこられる。職員室の端に立たされ、待つ。叩かれるのを。
それを生徒も分かっているので、涙目。校長がMeeting の話の区切りがついた隙に、『ムチで叩く』。なぜそうしたのかも、生徒が今何を思っているのかも問われず(何をしたかくらいは知っていたのかもしれないが)ただムチで打つこと6回。行け!
これでは叩かれる・痛いという記憶は残るかもしれないが心からの反省はできない。同じことをまた繰り返す・・・・。

こんな光景を見すぎて疲れた・・・・。というか本当に悲しい光景。

2度ほど、この事について別の教師と話をしたが、最後に口にすることは『コレが私たちの習慣なの』。文化の違いはあっても、子どもの感じる心に違いはないと思いたい。が、うちの生徒はコレを見すぎているので、何とも思わないどころか、打たれる生徒をみんなで笑う場面すらある。『愛のムチ』という言葉が日本にもあるが、ここでのムチはまたそれとも違うと思う。ベルトで冷ややかに打つ・・・・。それを周りで冷やかす。そんな事に意味があるとは全く思えない。

そして、職員会議で感じることは、『何でもかんでも、生徒のせい』
確かに、時間には来ないし、教科書や必要な物は持ってこないし、相当腹が立つことが多いが、でもやっぱりそれは彼らの『習慣』がそうさせているのであって、必ずしも生徒だけの問題とは言えないと私は思う。教師も教室に時間通りにいない事が多いし・・・・。

ここに来てから1年ちょっとずっと続けているのが名簿のチェック。『On time 出席、遅刻、欠席』を毎時間チェックする。そう、とても簡単な事。ココの国、時間割に移動時間が組み込まれていないので、開始時刻より15分以上遅れたら遅刻としてつけている。欠席も、かなりの頻度で『病気だった』と嘘をつくので、家の人からのレターがない場合はすべて欠席扱い。

もちろん、こんな事をしても来ない生徒は来ない。

で、今年から授業始めに毎時間前の時間の復習もかねた小テストを実施。5問から10問の問題を出し、小さい紙に回答を書き次回までに私がチェック。どうも点数がつくというのが好きらしく、時には時間前に前回のノートを見ている生徒有り、遅刻した生徒から『もうテストは終わっちゃった?』との声有りで、『授業に毎時間来る・時間通りに来る』という意識付けにはもちろん、授業に対する意欲もちょっとは上がった?のではないかと思っている。

『どうやったら生徒を教室に居させられるか』という事を話し合うよりも、教師が時間に教室に行き、きちんと毎回授業をやることが一番大事なのではないかと思う。教師のいない教室に生徒が大人しくいるのは無理がある。でも、何を言っても『生徒のせい』それって・・・。

生徒は言う『先生が来ないから、やることがないから、教室には行きたくない』
先生は言う『生徒が来ないから、授業にならない』

そんな事の繰り返しのNorth Union.

日々色々思うことはあるし、やりたいと思うこともたくさんあるが、
後数ヶ月、大きいことをやるよりも、自分がしてきた事を地道に続けたい。
物事の捉え方_a0101871_731677.jpg

『俺はこんな事、やりたくねー』だの『Ms!Ms!』と散々わめいたり、『もーやってられねー』とだだをこねてたくせに、出来てみれば『俺のが一番いい』?!なんだかんだ言ってもやっぱり子どもなんだなと思う。
何かをやり遂げる達成感とか、新しいものに挑戦する楽しさ、とかそういう教科外の事も味わえるチャンスを作れたらと思う。色々なことをやらせるうちに、前よりちょっとは『やろう』という姿勢が見える気がする。

本当に気のせいかと思うくらいちょっとだが。。。。
# by haruka216h | 2008-11-16 07:46 | The school in NU

THE Vincyの仕事

FINALLY!!!
ついに!
ついに!!!!調理室の水が出るようになった。
待つこと2ヶ月。

何度か見に来ては帰り・・・・。
いつ直るの?いつなの?と攻めること数十回。
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やっと今日で工事終了。といっても、かかった日にちはたったの一日
もっと早く始めてよ!!!といった感じ。

でも、まあこれで、調理実習ができる!

今度は生徒に材料を持ってくることを促さなくては。。。。

ほんと、世話の焼ける人達だ。
写真は世話の焼ける生徒の一人。


忘れていたが先日はHalloweenだった。
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Localの人はそういう習慣がないので、カナダ人の家へご招待。カナダ人とアメリカ人のボランティアとビンセンシャンとドイツ人と過ごすハローウィーンの夜。
私は生徒の案で猫に(その日に衣装を要求されたので)。その他、ビンセントのコンダクター、蚊、ゾンビ、ゴミ箱、なんちゃって侍、カーテン少女、カイト、みいら、今話題のサラ・ペイリンなどなど、ゴミ袋やその辺のものを使った衣装に身を包み、飲んで騒いで、全員でごろ寝・・・・。
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よく考えたら、私の人生でそう’バカになる’という機会がなかった。
ゴミ袋で衣装なんてぜーーーーったいイヤ!と思っていたが、
これが結構楽しい!?
そんな、ハローウィンでした。
# by haruka216h | 2008-11-05 08:03 | The school in NU

Houston.

続・アメリカの旅
テキサスで一番大きい都市、ヒューストン
写真はDown townのSkyline
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ベトナム料理をいただく。
ここでも久しぶりの、アジアの味。

そして、ここではミュージアムを楽しむ
The Houston Museum of natural sienceでは、ただ今『Body worlds』展が開催中。
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何かって死体の展示。特殊な保存法により、フリーズドライされた彫像のような姿になっている。皮膚は無く、筋繊維、血管や分泌腺などはそのままだ。精巣や切りそろえられた足の爪さえ原型を保ち、極めつけに、頭蓋骨が開いており、中から赤褐色の脳が見えるのだ。
もちろん、Bodyはすべて本物。Body寄付への同意書も展示してあり、何とも生々しい場面も。この展示は世界45の都市を回って開かれており、25000000人以上の人がこの展示を目にしていると言う。こうした本物のBody加工し、一般に公開することに賛否両論はあるようだが、中々興味深い展示であった。

ついでに、恐竜展と蝶の展示も拝見。
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Flatoniaで行われたCzhilispielというBar-b-queへ
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どのブースがおいしいかCompetitionも
で、私はそのポークリブ部門の審査に参加!Houston._a0101871_729578.jpgHouston._a0101871_7324723.jpg

食べる、食べる、食べること18チーム分のリブを頂きました。
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どれもおいしいので、判定するのが難しい。
ちょっと、食べすぎましたが、いい経験をさせていただきました。
審査終了後はアメリカンBeer、Shinerで乾杯!

旅といえば、食!
寿司にベトナム料理にPizzaにバーガーに・・・色々食べたが一番多く口にしたのがメキシコ料理
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Chimichanga(レストランのオーナーが間違ってブリとーを揚げ油に落としてしまったというアクシデントからできた料理とか),Gordita(トルティーヤを揚げて、間に肉や野菜などの具を詰めたもの),Tacos(お馴染のあのトルティーヤに肉やチーズなどを包んだもの)
メキシコ料理はスパイスが効いていて、チーズがたっぷりという印象を持った。ボリュームもたっぷり、レストランでは毎回持ち帰りをお願いしたほど。でも、どれもおいしく、この数日でまた体重が増えてしまったようです。
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まだ、まだ書きたいことは山ほどありますが、そろそろアメリカンな気分もおしまい。

色々ありましたが、日本、ビンセント、アメリカとそれぞれを比較しながらの旅になりました。
世間知らずな私なので、発見も多く、色々勉強にもなりました。
そして、もうちょっと自分で勉強したいなということも沢山あり、いい刺激にもなりました。

最後にもう一度ダンスをどうぞ。(BBQイベントにて)


では、次からはまた、ビンセント生活に切り替えて、お送りします。
# by haruka216h | 2008-11-03 08:19 | Travel