別世界
2008年 04月 01日
私の今いる国はSt.vincent and grenadinesという。そう、St.vincentというメインの島の他にGrenadinesという小さな島々があるのだ。そのGrenadinesの一つであるMustique Islandという島に先週末行ってきた。
MustiqueはMustique Companyにより経営・管理されているお金持ちの島らしい。
それもただのお金持ちではなく大富豪。
あまり詳しくは知らないのだが、何でもミックジャガーやトミーフィールガーなどの別荘があるとか。そして、日帰りでは行けず、別荘を持っているか、超高額のホテルに泊まらないとMustiqueには行けない。
そう、お金持ちしか行けないようになっている。
なんで、貧乏な私が行けたかって?そうラッキーなことに、この島のBar& Restaurantを経営している人の別荘に泊めてもらえることに。今は誰も使っていないんだとか。
ここにFreeで泊まらせていただきました。
ビンセントでは、鍵どころかバーグラーマで付いていないと暮らせないのに、ここはドアに鍵さえない・・・。さすがお金持ちの国。誰がこの島にいるのかも、このMustique Companyが把握しているから超安全らしい。
電線も電話線も地下に埋められていて、きれいな南国の島が保たれている
超高級リゾート地。
ビンセントではEC4ドルくらいのビールがここでは10ドル以上。水だって10ドル。
パスタなんて頼もうと思ったら80,90ドル(3600円くらい)以上は当たり前。
ちょっとアイスとコーヒーを頼んだら55ドル(2200円くらい)。
もちろん単品のお値段。なんか銀座を思い出しました。
値段なんて見ないんだろうな。お金もちは。
でも、食べましたよ。高級Lunch。
カウンターバーでドリンクを注文するところから始まり、高級パスタを食べた。
久しぶりのおいしいItalianだった。
でも、高級Lunchで贅沢したので、あとは分相応のActivityで。一日はサイクリングをしながら島を回り、BeachでRoast Bread Fruit。
もう一日は高級Lunchの後、歩いて島を散策しながらこの島で有名なMarconi Beachへ。
みんな自家用車かMustique companyの車(ゴルフカートみたいなもの)に乗って異動している中、ちょっと目立っていたような気はするが、私にとって素敵な週末だった。Mr.Basilに感謝。感謝です。ちなみに、最後の夕食は彼のレストランに招待してもらい。高級Dinner&Wineをごちそうになった。きれいな夕日を見ながら、Jazzの生演奏が流れる素敵な空間。
ただ、一つだけショックだったことが。
間違って行ってしまったんです。お金持ちのPartyに。BeachでやるというのでてっきりVincyのPartyのようなものを想像して行ったのだが、とんでもない。
本当に招かれたGuestだけのまさにお金持ちのParty。
雨が降りそうだったので、全部回りきれない豪邸(もちろん巨大プール付き、)の一室で行われたパーティー。
それぞれ挨拶を交わした後、ビジネスやら趣味やらの会話。ダンス。
ウエイターが常に料理やお酒を運んで来てくれるし、好きなもののオーダーも可能。
何でも写真を撮っている私だが、とても写真を取れるような雰囲気ですらなかった・・・。
連れて行ってくれたBasilは気を遣ってくれていたが、それでもここは私の居場所ではないと思うくらいの別世界。
そして色々考えてしまった。
写真もなく、言葉でも表現ないのだが、とてもショックをうけたPartyだった。
かたや日々の暮らしに追われ、仕事もなく昼間からRumを飲んで毎日をそれとなく過ごしているVincyもいれば、Mustiqueにいるような大富豪も。
まさに天と地。
違いがありすぎる。しかも同じ国なのに。
どこでこんなに違いが生まれるのか。
人生ってなんて不公平なんだろうとも感じた。
私は決してお金もちではないが、貧乏とも違う、きっと普通っていうレベルなんだと思う。(何を基準にするかにもよるが)
日本でも、もちろん経済的な格差はある。
でも、この国の格差は歴然としている気がした。
人種差別という言葉があるが、正直言って日本にいる時は自分が日本人であるとか、黒人をどう思うとか、白人がどうとかあまり考えたことがなかった。
でも、働いている人は全て黒人、白人はリゾートをただただ楽しむ(ように私には見えた)そんなMustiqueに行き、良くも悪くも、今まで積み重ねてきた長い長い歴史は形を変えながらも、今も続いているんだなということと、人の生き方って本当に様々だなという事をつくづく感じた。
うーん、うまく言えないけど、何やらたくさん考えてしまった。
色々な事を。
そして、歴史なんて教科は好きではなかったけど、
今更ながら歴史を学ぶことって大切だなと痛感。
非現実的なPartyに行ってしまってから、私の心はちょっと変になっていた。
でも、今日ビンセント島に帰ってきて、スーツケースがよく動かないタウンで卵を買い(Mustiqueの水より安い9ドル、それでも卵は私の日々の生活の中では高級品)、
いつものようにギュウギュウのガンガンに音楽をならしたバンに乗り、
近所のビンシーにどこ行ってたんだとダイアレクトで聞かれ、自分の家に帰ってきたらなぜかほっとする自分がいた。
何を言っているか分からないし、時間には絶対に来ないし、道行く人みんなに声をかけるし、おせっかいだし、音楽はガンガン・・・・。
イライラすることも多いけど、
でも正直、私にとって、ビンセントはリアルで人間味がある世界のように感じた。
MustiqueはMustique Companyにより経営・管理されているお金持ちの島らしい。
それもただのお金持ちではなく大富豪。
あまり詳しくは知らないのだが、何でもミックジャガーやトミーフィールガーなどの別荘があるとか。そして、日帰りでは行けず、別荘を持っているか、超高額のホテルに泊まらないとMustiqueには行けない。
そう、お金持ちしか行けないようになっている。
なんで、貧乏な私が行けたかって?そうラッキーなことに、この島のBar& Restaurantを経営している人の別荘に泊めてもらえることに。今は誰も使っていないんだとか。
ここにFreeで泊まらせていただきました。
ビンセントでは、鍵どころかバーグラーマで付いていないと暮らせないのに、ここはドアに鍵さえない・・・。さすがお金持ちの国。誰がこの島にいるのかも、このMustique Companyが把握しているから超安全らしい。
電線も電話線も地下に埋められていて、きれいな南国の島が保たれている
超高級リゾート地。
ビンセントではEC4ドルくらいのビールがここでは10ドル以上。水だって10ドル。
パスタなんて頼もうと思ったら80,90ドル(3600円くらい)以上は当たり前。
ちょっとアイスとコーヒーを頼んだら55ドル(2200円くらい)。
もちろん単品のお値段。なんか銀座を思い出しました。
値段なんて見ないんだろうな。お金もちは。
でも、食べましたよ。高級Lunch。
カウンターバーでドリンクを注文するところから始まり、高級パスタを食べた。
久しぶりのおいしいItalianだった。
でも、高級Lunchで贅沢したので、あとは分相応のActivityで。一日はサイクリングをしながら島を回り、BeachでRoast Bread Fruit。
もう一日は高級Lunchの後、歩いて島を散策しながらこの島で有名なMarconi Beachへ。
みんな自家用車かMustique companyの車(ゴルフカートみたいなもの)に乗って異動している中、ちょっと目立っていたような気はするが、私にとって素敵な週末だった。Mr.Basilに感謝。感謝です。ちなみに、最後の夕食は彼のレストランに招待してもらい。高級Dinner&Wineをごちそうになった。きれいな夕日を見ながら、Jazzの生演奏が流れる素敵な空間。
ただ、一つだけショックだったことが。
間違って行ってしまったんです。お金持ちのPartyに。BeachでやるというのでてっきりVincyのPartyのようなものを想像して行ったのだが、とんでもない。
本当に招かれたGuestだけのまさにお金持ちのParty。
雨が降りそうだったので、全部回りきれない豪邸(もちろん巨大プール付き、)の一室で行われたパーティー。
それぞれ挨拶を交わした後、ビジネスやら趣味やらの会話。ダンス。
ウエイターが常に料理やお酒を運んで来てくれるし、好きなもののオーダーも可能。
何でも写真を撮っている私だが、とても写真を取れるような雰囲気ですらなかった・・・。
連れて行ってくれたBasilは気を遣ってくれていたが、それでもここは私の居場所ではないと思うくらいの別世界。
そして色々考えてしまった。
写真もなく、言葉でも表現ないのだが、とてもショックをうけたPartyだった。
かたや日々の暮らしに追われ、仕事もなく昼間からRumを飲んで毎日をそれとなく過ごしているVincyもいれば、Mustiqueにいるような大富豪も。
まさに天と地。
違いがありすぎる。しかも同じ国なのに。
どこでこんなに違いが生まれるのか。
人生ってなんて不公平なんだろうとも感じた。
私は決してお金もちではないが、貧乏とも違う、きっと普通っていうレベルなんだと思う。(何を基準にするかにもよるが)
日本でも、もちろん経済的な格差はある。
でも、この国の格差は歴然としている気がした。
人種差別という言葉があるが、正直言って日本にいる時は自分が日本人であるとか、黒人をどう思うとか、白人がどうとかあまり考えたことがなかった。
でも、働いている人は全て黒人、白人はリゾートをただただ楽しむ(ように私には見えた)そんなMustiqueに行き、良くも悪くも、今まで積み重ねてきた長い長い歴史は形を変えながらも、今も続いているんだなということと、人の生き方って本当に様々だなという事をつくづく感じた。
うーん、うまく言えないけど、何やらたくさん考えてしまった。
色々な事を。
そして、歴史なんて教科は好きではなかったけど、
今更ながら歴史を学ぶことって大切だなと痛感。
非現実的なPartyに行ってしまってから、私の心はちょっと変になっていた。
でも、今日ビンセント島に帰ってきて、スーツケースがよく動かないタウンで卵を買い(Mustiqueの水より安い9ドル、それでも卵は私の日々の生活の中では高級品)、
いつものようにギュウギュウのガンガンに音楽をならしたバンに乗り、
近所のビンシーにどこ行ってたんだとダイアレクトで聞かれ、自分の家に帰ってきたらなぜかほっとする自分がいた。
何を言っているか分からないし、時間には絶対に来ないし、道行く人みんなに声をかけるし、おせっかいだし、音楽はガンガン・・・・。
イライラすることも多いけど、
でも正直、私にとって、ビンセントはリアルで人間味がある世界のように感じた。
by haruka216h
| 2008-04-01 08:54